岡山学芸館、8回逆転で甲子園初勝利! 先発・丹羽の顔面に打球直撃も白星掴む
広島商3点リード守れず、31年ぶり夏の甲子園勝利ならず
第101回全国高校野球選手権大会第5日が10日、甲子園球場で行われ、2回戦に入った第3試合は4年ぶり2回目出場の岡山学芸館(岡山)が6-5で、15年ぶり23回目出場の広島商(広島)に逆転勝ち。春夏通じて甲子園初勝利を飾った。
2点を追う8回、岡山学芸館が4安打を集中して鮮やかに逆転した。2本の安打などで2死一、三塁とし、中川の三塁適時内野安打で1点差に。続く岩端が左越え2点二塁打を放ち逆転に成功した。
いきなりアクシデントが岡山学芸館を襲った。1回、先発・丹羽の顔面に、広島商・水岡の打球が直撃。タンカで運ばれた丹羽はこの回で降板した。しかし2回から登板した中川が粘投。9回まで投げ抜いて勝利に導いた。
広島商は2回にスクイズで同点。5回には山路が左越えソロ本塁打を放って勝ち越すと、6回には2点を挙げて最大3点リードを奪った。しかし、終盤に投手陣が打ち込まれ、夏の大会では全国制覇した1988年以来31年ぶり勝利はならなかった。
(Full-Count編集部)