作新学院、東海大相模、花咲徳栄…近年の優勝校が続々登場 大会第6日みどころ

大会6日目は作新学院、東海大相模、花咲徳栄と、近年全国制覇を果たしている学校が登場する
大会6日目は作新学院、東海大相模、花咲徳栄と、近年全国制覇を果たしている学校が登場する

近江・林、明石商・中森ら好投手にも注目

 第101回全国高校野球選手権大会は大会第6日となる11日に2回戦4試合が行われる。作新学院(2016年)、東海大相模(15年)、花咲徳栄(17年)と、近年全国制覇を果たしている関東の強豪校が初戦を迎える。昨年8強の近江、選抜4強の明石商も登場し、ハイレベルの高いとなりそうだ。

○筑陽学園(福岡) – 作新学院(栃木)第1試合・8時00分

 16年ぶり2回目出場の筑陽学園は昨秋の九州大会を制し、選抜で8強入りした実力校。大黒柱の西舘は福岡大会決勝で160球完投するなど、春から一段と成長。打線も切れ目がない。9年連続15回目の作新学院は栃木県大会5試合でチーム打率.380、53得点と打線が好調。昨夏の甲子園を経験しているエース林勇は安定感がある。

○東海大相模(神奈川) – 近江(滋賀)第2試合・10時30分

 今春の関東王者と、近畿王者が激突する好カード。全国制覇した2015年以来4年ぶり11回目出場の東海大相模は圧倒的な打力が武器。日大藤沢との決勝で24得点するなど神奈川大会7試合で計83点を挙げた。2年連続14回目出場の近江は、8強入りした昨夏の甲子園を経験した林-有馬のバッテリーが軸。左腕・林は滋賀大会26回無失点と抜群の安定感を誇る。

○中京学院大中京(岐阜) – 北照(南北海道)第3試合・13時00分

 3年ぶり7回目出場の中京学院大中京は岐阜大会のチーム打率.426。準決勝までの5試合をすべてコールド勝ちするなど、打力に定評がある。捕手の藤田は侍ジャパンU-18代表候補。1年生の小田は岐阜大会で打率.632(19打数12安打)をマークした。2年連続5回目出場の北照は接戦を勝ち抜いてきた。エースで4番の最速143キロ右腕・桃枝(もものえ)が大黒柱。

○花咲徳栄(埼玉) – 明石商(兵庫)第4試合・15時30分

 5年連続7回目出場の花咲徳栄は埼玉大会全7試合で2桁安打を放ち、計92得点。侍ジャパンU-18代表候補・韮沢を中心に打線に切れ目がない。投手も左腕・中津原を中心に質量ともに豊富だ。2年連続2回目出場の明石商は、今年の選抜で4強入り。150キロ近い速球を誇るエースの中森、センバツで2本塁打を放った来田の2年生コンビを軸に夏の甲子園初勝利を目指す。

(Full-Count編集部)

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