大谷がブルペンで50球 7~8分の力で129キロ目処、 感覚とスピードは「大体一致」
オースマス監督も満足「問題はまったくない。いい投球」
■Rソックス – エンゼルス(日本時間11日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、今季8度目のブルペン入りで前回6日(同7日)と同じ50球を投げた。
立った捕手に10球を投げてから座らせ、40球の投球練習を行った。前回は2度だったインターバルを3度挟み、ゆったりとしたフォームで投げ込んだ。7、8分程度の力で投げたという大谷は「まだ投げ始めてそんな経っていないので、しっくりくる感じはない。そこを早く出していけるようにしたいと思う」と話した。
今回も直球のみの投球で、今後に変化球を交えるかについては「球種によって多少(右肘への)負担も変わってくるので、割合もそうですけど、それを話してからだと思う」とし、トレーナーや首脳陣と状態を確認しながら頃合いを計る。
この日は80マイル(約129キロ)程度を目処にした投球だったことを明かし、自身の感覚とスピードは「大体は一致する」と、好感触を得た様子。エプラーGMと見守っていたオースマス監督は「問題はまったくない。いい投球だった」と満足顔で話した。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)