奥川を擁する星稜は立命館宇治と 初戦5発の履正社は井上に注目 大会第8日みどころ
智弁和歌山VS明徳義塾の好カード、国学院久我山は敦賀気比と対戦
第101回全国高校野球選手権大会は、大会第8日となる13日に2回戦4試合が行われる。霞ケ浦(茨城)との1回戦で大会タイ記録の1試合5本塁打を放った履正社(大阪)は、津田学園(三重)と激突。今秋ドラフト1位候補右腕・奥川恭伸を擁する星稜(石川)は立命館宇治(京都)と対戦する。智弁和歌山(和歌山)と明徳義塾(高知)の甲子園常連校対決も注目される。
○履正社(大阪) - 津田学園(三重)第1試合・8時00分
津田学園は1回戦で静岡(静岡)に3-1で勝利。プロ注目の最速152キロ右腕・前が11三振を奪って7安打1失点で完投した。履正社は1回戦で霞ケ浦(茨城)との1回戦に11-6で快勝。大会タイ記録の1試合5本塁打を放つなど強打を誇る。特に、先頭打者弾を含む1試合2発を記録した桃谷と高校通算47号を放った井上の打棒に注目が集まる。
○星稜(石川) - 立命館宇治(京都)第2試合・10時30分
1回戦を1-0で制したチーム同士が激突する。優勝候補に挙げられる星稜は旭川大(北北海道)に勝利。今秋のドラフト1位候補、奥川が最速153キロの直球を武器に3安打9奪三振で完封した。立命館宇治はエース高木が秋田中央(秋田)を相手に3安打7奪三振で完封。甲子園初勝利を挙げた。ロースコアの好ゲームとなりそうだ。
○智弁和歌山(和歌山) - 明徳義塾(高知)第3試合・13時00分
ともに全国制覇を経験した常連校同士の対戦。智弁和歌山は1回戦で米子東(鳥取)に8-1で快勝。昨年就任した中谷仁監督が夏の甲子園初勝利を挙げた。明徳義塾は藤蔭(大分)との1回戦に6-4で勝利。3投手の継投で逃げ切った。今大会最年長の63歳・馬淵監督と、高嶋前監督の薫陶を受けた中谷監督との対決も注目される。
○国学院久我山(西東京) - 敦賀気比(福井)第4試合・15時30分
国学院久我山は1回戦で前橋育英(群馬)に7-5で逆転勝ち。待望の甲子園初勝利を挙げた勢いに乗って2勝目を目指す。敦賀気比は富島(宮崎)との1回戦にに5-1で勝利。2年生エース笠島が3安打1失点で完投した。優勝した2015年選抜以来の1大会2勝を目指す。
(Full-Count編集部)