大谷翔平、3戦連続安打も51打席本塁打なし エ軍大敗で8月2勝8敗と失速
この日は5打数1安打、9回の第5打席では162キロに空振り三振
■パイレーツ 10-2 エンゼルス(日本時間13日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地エンゼルスタジアムでのパイレーツ戦に「3番・DH」で5試合連続でスタメン出場し、5打数1安打だった。7回の第4打席で3試合連続安打となる内野安打。エンゼルスは先発スアレスが炎上し大敗した。
パイレーツ先発の23歳右腕ミッチ・ケラー投手に大苦戦を強いられた。今季メジャーデビューを果たしたばかりの23歳に、大谷は第1打席で空振り三振に倒れると、第2打席は二ゴロ、第3打席は遊ゴロ併殺打。3打席無安打に封じられた。
投手が2番手のストラットンに代わって迎えた7回2死一塁での第4打席でようやく安打。初球の変化球を打った打球は三塁線への力無いゴロに。内野がシフトを敷いており、悠々の内野安打となった。9回には第5打席が回ってきたが、バスケスの162キロの真っ直ぐにバットが空を切り、3球三振。この日の最後の打者となった。
この日は5打数1安打で今季は291打数84安打、15本塁打47打点、打率は.289となった。7月27日(同28日)のオリオールズ戦以来、本塁打から遠ざかっており、これで51打席本塁打なしとなった。
7月30日(同31日)のタイガース戦を最後にクリーブランド、シンシナティ、そしてボストンと3カード、約2週間にわたって遠征に出ていたエンゼルス。久々に本拠地に戻った一戦だったが、先発のスアレスが初回から3点を失うなど、3回6失点でKOされた。2番手ロドリゲスもリードを広げられて大敗となり、連勝は2でストップ。8月に入って2勝8敗と急失速している。
(Full-Count編集部)