大谷翔平、スカッグス急逝以来のテキサスに「勝っていい印象を…」試合後の一問一答
スカッグスが亡くなった時以来のテキサス遠征に
■レンジャーズ 3-2 エンゼルス(日本時間21日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたレンジャーズとのダブルヘッダー第2試合に「3番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、今季8度目の“猛打賞”と気を吐いた。
第2打席で快足を飛ばして三塁内野安打とすると、第3打席ではバットの先で拾って中前安打。第4打席では内角低めのスライダーを右手1本で右翼線に運んで、反撃の口火となる適時二塁打とした。この日は5打数3安打で11試合連続安打、3試合連続マルチ、今季8度目の“猛打賞”となった。
チームは延長戦の末にサヨナラ負けを喫した試合後の大谷の一問一答は以下の通り。
–チームはサヨナラ負け。
「うーん、負けたのでもちろん悔しいですし、なかなかこう初めての対戦のピッチャーでしたけど、なかなか繋がらなかったなと思いました」
–初めてのダブルヘッダーでした。
「1試合目は出ていないので、ダブルヘッダーに出たという感じはしないですけど、みんな暑さもありましたし、疲労はあると思います」
–スカッグス投手が亡くなった時以来のテキサス。
「みんな考えるんじゃないかなと思いますし、楽しみに来るというわけにはいかないと思いますけど、その分勝っていい印象を残せればと思っていますけど、なかなか勝てないなという感じかなと思います」
–11試合連続安打、適時打も出ました。
「凄い調子がいいという感じはしないですけど、それでもヒットになってくれているのはいい傾向かなと思いますし、もっと勝ちにつながるような打席を多くできればいい」
–初対戦の投手を相手に大事にすることは。
「データも大事にしますし、1打席目立った感じが一番大事かなと思います。どのピッチャーも同じですけど、映像で見るよりも、実際に立って見て感じる勢い、角度の感じは違う。今日も違いましたし、データで見るよりは真っ直ぐは良かった」
–難しいボール球を打った。
「2ストライクでも見送れればいいと思いますけど、反応していいところに飛んでくれたなと思います。何回もやってできるものでもないですし、何回か手を出したらほとんどファールになるようなボールだと思うので、1番は反応しないほうがいいと思う」
–ボール球を打ってヒットになることは。
「いいところも悪いところもある。いい感じでボールは見れていると思いますし、ある程度ストライクゾーンでなくても打てる雰囲気はあるので、それがありつつボール球をしっかり見送れるのが1番確率が高い。今日も間抜けたりはありましたけど、あたりは決してよくはないので、それができれば、ボールは見送ってストライクだけ打つ準備ができるのであれば、それが1番いい」
–ダブルヘッダーの難しさ。
「1年に1回あるかないかなので、意識してもしょうがない。あったらあったでしょうがない。その時はその時で頑張りたいと思います」
–調子が凄くいいわけではないと言いながら、ヒットが続いている。
「調子が悪い時も含めて実力かなと思う。波があるのがシーズンですし、それをどうやって小さくしていくのかも経験。それはそれでいいと思う」
(Full-Count編集部)