西武・辻監督、“限定主将”の浅村に及第点 「今後必ず変わってくるはず」
秋季キャンプ第2クールが終了、「選手はみんな本当によくやってくれて満足」
西武が宮崎南郷で行っている秋季キャンプは13日に第2クールが終了した。ここまでの期間を振り返り、辻監督は「僕ら(監督・コーチ陣)からしてみれば、選手はみんな本当によくやってくれて満足している。ただ、大事なのは、僕らがどうとかではなく、選手が『このキャンプをやってよかった』と思えるものを何か1つでも掴んでくれていれば。それでも、見る限りでは、選手たちも一生懸命、考えながらやってくれていると思う」と、手応えを口にした。
選手によっては、自ら進んで早出から個別練習終了まで10時間近くもスタジアムで汗を流し続けることもある今回のキャンプ。その中で、辻監督は投手陣、野手陣の練習場をそれぞれ何度も行き来し、選手たちに積極的に話しかけている。時には直接指導をすることも少なくない。
その意図についても、「伝え方って大事だよ」と話す。選手にとっては、特にクセなどについては多くの指導者から恐らく同じ課題を指摘されてきたはず。ただ、それを視点を変えて伝えることによって、今までとは違ってクリアになることもあるのではないかと、意図を説明する。