大谷翔平、7回に逆転を呼ぶ左前打 先頭で2戦ぶりヒット、エ軍は一挙4得点
左腕マイナーから快音、ホームランは29打席連続なしに
■エンゼルス – レンジャーズ(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地レンジャーズ戦に「3番・DH」で4試合連続スタメン出場。第3打席に2試合ぶりのヒットとなる左前打を放った。
初回は2死走者なしで先発左腕マイナーのシンカーを打ち、遊ゴロに倒れた大谷。1点を追う4回1死走者なしの第2打席でも投ゴロに倒れた。しかし、エンゼルスがわずか1安打で迎えた7回、先頭で打席に入ると、マイナーの初球にナックルカーブをレフト前に運んだ。
これがチーム2本目のヒットに。エンゼルスはその後、アップトンとプホルスが四球を選び満塁。シモンズは二飛に倒れたものの、カルフーンが右中間を破る逆転の2点二塁打。大谷のヒットからエンゼルスが試合をひっくり返した。さらに、グッドウィンの2点打も飛び出し、一挙4点を奪ってマイナーをマウンドから引きずり下ろした。
大谷は23~25日(同24~26日)の敵地でのアストロズ3連戦では、自身メジャー初のシーズン100安打に到達したが、12打数でその1安打のみ。8月18日(同19日)の本拠地ホワイトソックス戦の第4打席以来、ホームランは29打席連続で出ていない。
8月は79打数25安打の打率.316、OPS(出塁率+長打率).838と好調。今季通算成績は、試合前まで打率.298、16本塁打、54打点、OPS.868となっている。
相手先発のマイナーとの対戦成績は通算9打数3安打の打率.333で、昨季の対戦でもホームランを放っており、7試合ぶりの一発にも期待がかかる。
(Full-Count編集部)