ヤクルト塩見が延長10回に決勝打 小川監督、宮本ヘッド退団発表の日に意地の1勝

ヤクルト・塩見泰隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・塩見泰隆【写真:荒川祐史】

3点差を追いつかれるも、5回以降は失点許さず

■ヤクルト 5-4 阪神(10日・甲子園)

 セ・リーグ最下位のヤクルトは10日、敵地での阪神戦に延長10回5-4で競り勝った。4-4で迎えた延長10回2死二塁で途中出場の塩見が勝ち越しの中前適時打。小川監督、宮本ヘッドコーチの今季限りでの退団が発表されたこの日、燕軍団が意地を見せた。

 ヤクルトは1点を追う2回2死満塁で投手の高橋が走者一掃の適時二塁打。3回にはバレンティンの31号ソロでリードを広げた。しかし、3回に中谷、原口に適時打を許して1点差に。4回に福留の犠飛で同点に追いつかれた。それでも、その後は救援陣が奮闘。勝ち越し点を許さなかった。

 4位の阪神は延長10回に6番手のドリスが痛恨の1点を許した。3位広島とのゲーム差は4.5に広がった。

(Full-Count編集部)

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