イチローにまたも厳しい見方 来季予想安打は「44本」、再び低評価覆せるか
米データサイトが各種予想成績の掲載開始
今シーズン、史上30人目の3000安打に到達したマーリンズ・イチロー外野手。メジャー16年目を迎えた今年は他にもメジャー500盗塁、日米通算700盗塁、日米通算でのメジャー最多安打ピート・ローズ超えなど数々の金字塔を打ち立て、まさに記録ラッシュのシーズンとなった。
シーズン前は現地メディアの間で厳しい予想がなされ、シーズン中の3000安打到達は困難とする見方も少なくなかった。その中でも具体的な数字を予想していたのが野球専門の米データサイト「ファングラフス」。様々なデータから割り出した各種の成績予想の中で、イチローに関しては164打席で152打数38安打、打率.251と予測していた。
しかし迎えたシーズンでイチローはその下馬評を覆して躍進。スタントン、イエリッチ、オズナに続く4番手の外野手として出番が限られる中、勝負強さを発揮し、特に前半戦は打率3割をキープするなど好調を維持した。結果、8月7日の敵地ロッキーズ戦でシーズン65安打目を放ち、メジャー3000安打に到達。143試合で365打席に立ち、327打数95安打、1本塁打、22打点、10盗塁、打率.291、出塁率.354の成績を収めた、
それでは、43歳で迎えるメジャー17年目のシーズンはどのような予想がされているのか。