鷹が逆転負けでマジック消滅危機、甲斐野が8回に4失点 ハムは中田同点打&清宮決勝打
1点リードの8回に甲斐野がリード守れず、西武が勝てばマジック9点灯
■日本ハム 7-5 ソフトバンク(15日・札幌ドーム)
ソフトバンクは15日、敵地・日本ハム戦に5-7で逆転負け。1点リードの8回に甲斐野が4失点を喫し、試合をひっくり返された。西武がロッテに勝てばソフトバンクのマジックが消滅し、西武にマジック9が点灯する。
ソフトバンクは2回に松田宣の適時打、内川の犠飛で2点を先制。3回はデスパイネの2ランが飛び出し、4-0とリードを広げた。
しかし、先発の和田が5回に清水にソロ弾を浴びると、6回には大田の左前適時打で2点目を失う。ソフトバンクは嘉弥真、高橋純とつないだが、中田にセンターへの適時を浴びて1点差に迫られた。
そして、8回に5番手でマウンドに上がった甲斐野は西川、大田の連打などで1死一、二塁とされると、中田にレフトへの同点打を浴びる。さらに、1死満塁となってから清宮に右前への勝ち越し2点打を許し、降板となった。
ここで登板したスアレスは清水にも中前への適時打を浴び、3点ビハインドに。9回に追いつくことはできず、痛恨の逆転負けとなった。西武がロッテに勝てば首位陥落。ソフトバンクはマジック消滅危機となった。
日本ハムは4点をひっくり返して逆転勝利。中田が2打点、清宮も勝ち越しの2点打と結果を出し、4回以降を無失点でつないだ救援陣の投球も光った。