田中将大は「アーティスト」 大一番での勝負強さに最強ブルペン右腕称賛
ツインズとの地区シリーズ第2戦で5回3安打1失点、ポストシーズン通算4勝2敗&防御率1.54
■ヤンキース 8-2 ツインズ(地区シリーズ・日本時間6日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたツインズとの地区シリーズ第2戦で先発。今季シーズン本塁打記録を更新する307本塁打を記録した“超重量打線”を相手に、5回3安打1死球7奪三振1失点と好投。チームは8-2での快勝に導き、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。ポストシーズンで無類の強さを誇る日本人右腕に対し、チームメートは「彼はアーティスト」と絶賛している。
大舞台で輝く右腕はヤンキースタジアムを力投で沸かせた。4回に1点を許したものの、スプリットとスライダーが冴え、7奪三振。ポストシーズン通算防御率は1.54と圧倒的な勝負強さは健在だった。
活躍の田中を、チームメートは称賛していたという。地元テレビ局「YESネットワーク」のAJ・ハーマン記者はツイッターで今季防御率1.90で最強ブルペンの一角を担った右腕アダム・オタビーノの田中評をレポートした。
「今夜の試合前のアダム・オタビーノがマサヒロ・タナカについて。僕にとっては、彼は球界のアーティスト。ピッチメーカーだ」
33歳の右腕はこう絶賛していたという。ツインズの強力打線相手に、今季制球に苦しんでいた宝刀スプリットを低めに集めた田中はチームメートからも絶大な信頼を集めている。
(Full-Count編集部)