バーランダーに“松ヤニ疑惑”も米メディアはお手上げ? 「過去に不正だと叫んだものだが…」

アストロズのジャスティン・バーランダー【写真:Getty Images】
アストロズのジャスティン・バーランダー【写真:Getty Images】

14日のア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦、ヤンキース戦に先発したバーランダーに松ヤニ疑惑が…

■アストロズ 3-2 ヤンキース(優勝決定シリーズ・日本時間14日・ヒューストン)

 アストロズのジャスティン・バーランダー投手は13日(日本時間14日)のア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦、ヤンキース戦に先発し6回2/3、5安打7奪三振2失点の力投。チームは延長戦を制し対戦成績を1勝1敗のタイとした。だが、ここにきて米メディアはバーランダーの“松ヤニ疑惑”を伝えている。

 先勝を許したアストロズはバーランダーの力投もあり延長11回にコレアが劇的なサヨナラホームランを放ち勝利を手にした。だが、米スポーツ専門メディア「12UP」はバーランダーがリーグ優勝決定シリーズ第2戦で松ヤニを使用しいた可能性があったことを指摘している。

 同メディアは当日の試合の映像を添えながら「ジャスティン・バーランダーのマウンドでの仕草が示すものは、彼が使用禁止物を帽子(のツバ部分)に潜ませていた可能性があったということだ」と見出しを付け“疑惑”をレポート。MLBでは“暗黙のルール”とされている松ヤニに「過去に野球ファンは不正だと叫んだものだったが、それはもはや(現実に)当てはまらない」と伝えている。

 相手打者も松ヤニを使用しての投球を気にしていないことを挙げ「その理由は、それによって投手のコントロールが増すからだ。そしてコントロールがあるということは、怪我の可能性も低くなるわけであり、球界の打者たちからしたら、非常に良いことなのだ」と説明。記事ではヤンキースのパクストンも帽子のツバを触る仕草をしていたことにも言及している。

 今季もマリナーズの菊池雄星投手ら複数の投手たちが“松ヤニ疑惑”を報じらているが「何よりも、投手たちがうまく隠している限りは、打者たちにとっては問題ないことだ」と締めくくっている。

(Full-Count編集部)

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