最速154キロをマークした右腕、甲子園V腕に侍J経験者も… 来年のドラフトは大学生に注目
日体大3年の森博人は1年秋にリーグ戦デビュー、今年の春に154キロをマーク
2019年「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では支配下で74選手、育成で33人、計107人の選手が12球団から指名を受けた。気は早いが、2020年のドラフト候補には大学生が目白押しだ。その中でFull-Count編集部が注目するのは日体大の右腕、森博人投手(豊川)だ。
森は豊川高校では甲子園出場はないものの、首都大学リーグでは1年秋から登板。4年生までじっくりと育てる日体大の指導のもと、まだ勝ち星はそう多く手にしていないが、今年の春のリーグ戦で154キロを計測した。ブレーキの効いたカーブも武器で緩急、変化の差が大きい。昨年西武にドラフト1位で入団した松本航投手、ロッテに同2位入団の東妻勇輔投手、そして17日のドラフトでヤクルトに2位指名された吉田大喜投手に続いて、150キロ超え右腕の指名が期待される。
大学生では他にも逸材が多い。投手では、今年の日米野球で森下暢仁(明大・広島1位)とともに先発を担った侍ジャパン大学日本代表の早大・早川隆久、智弁学園(奈良)3年時にセンバツ優勝を飾った東洋大・村上頌樹をはじめ、明石商出身の東海大・山崎伊織投手らがドラフト上位候補に挙げられる。野手では中大・牧秀悟内野手、近大の佐藤輝明内野手らが順調にいけば上位候補となってくるだろう。