ヤクルト新助っ人エスコバーとは? MLBでは「常に平均以下の打者」も守備の名手
メジャー11年で通算1367安打、打率.258、出塁率.293、41本塁打
ヤクルトは30日、ホワイトソックス傘下3Aのアルシデス・エスコバー内野手との契約締結を発表した。2015年ア・リーグ優勝決定シリーズMVPにも輝いた名手のNPB移籍を、米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーモアズ」も伝えている。
エスコバーは2011年にザック・グリンキー、ユニエスキー・ベタンコートとのトレードでロイヤルズに加入。2018年までレギュラー遊撃手として8年連続で140試合以上に出場した。2015年にはファン投票で球宴に選出されると、ゴールドグラブ賞も獲得。ア・リーグ優勝決定シリーズではMVPに輝き、世界一に貢献した。
しかし、記事ではエスコバーを「常に平均以下の打者」と言及。メジャー通算11年で打率.258ながら、出塁率.293、41本塁打と四球と長打は期待できず、世界一になった2015年も打率.257、3本塁打、出塁率.293の成績。「ネド・ヨスト(ロイヤルズ監督)の為に彼は遊撃手として安定感と耐久力を少なくとも披露したが、2015年にワールドシリーズ制覇したロイヤルズの中で、彼の貢献度はそこまで高くなかった」と紹介している。