中国の“スリッポン左腕”が日本戦登板も!? 米国衝撃「引退後に履くべき靴」

米82勝チェン、キューバ戦2回0封「すごく履き心地の良さそうな靴を履きながら封じた」

 WBCの1次ラウンドで、10日に侍ジャパンと対戦する中国。8日のキューバ戦に登板した元ロイヤルズのブルース・チェン投手の足元が、アメリカで波紋を広げている。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が「39歳のブルース・チェンがすごく履き心地の良さそうな靴を履きながらキューバを封じた」と特集している。

 パナマ出身の左腕チェンは中国系パナマ人。メジャー通算82勝76敗のベテランは、インディアンスに所属していた2015年5月に現役引退を表明していた。

 2006年と09年大会はパナマ代表としてWBCに出場したが、今大会は中国代表の一員として参戦している。8日に行われたキューバ戦で先発。2回2/3を投げ、3安打2三振1四球で無失点に抑えた。だが、後続が打たれ、チームは0-6で敗れている。

 特集では、まずチェンのメジャーでの経歴を振り返っている。

「ブルース・チェンはメジャーリーグから2年間、離れている。火曜夜のWBCキューバ戦で中国のために投球したことを疑うかもしれない。しかし、忘れてはいけない。チェンはメジャーで17年間投げて、82勝している。彼はトム・グラビン、グレッグ・マダックス、ジョン・スモルツと一緒に1998年のルーキーイヤーに投げ、2014年にはワールドシリーズに進出したロイヤルズにいたのだ。また、彼はバートロ・コローンとともにエクスポズで投げているのだ」

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