大谷翔平の移籍はメジャー史に残る“インパクト” MLB公式「エンゼルス選択は衝撃」
大谷は入団1年目に投打に活躍、ア・リーグ新人王に輝いた
MLB公式サイトは「MLBを驚かせたFAの決断」とのタイトルで、過去に球界を驚かせた移籍を特集。ポスティングシステムを利用した大谷翔平投手の日本ハムからエンゼルスへの移籍も、その一つとして伝えている。
記事は「球界の展望を変えた動きをいくつか見てみよう。まさに衝撃的なものもあった」として、大谷の移籍を振り返っている。
記事は「メジャーデビューを果たす前からMLBを魅了していた日本人二刀流スーパースターのオオタニの争奪戦は、そのオフに最も話題となった」と述懐。「全30球団がその23歳にとってピッタリだとする理由を説明する書類を提出したが、エンゼルスとともに最終候補に残ったのは、カブス、ドジャース、ジャイアンツ、マリナーズ、パドレス、レンジャーズだった。オオタニがワールドシリーズに出場した(エンゼルスに近い)ドジャースよりもエンゼルスを選んだことは多くの人にとって衝撃的であった」と伝えている。
記事はさらに「ビリー・エプラーGMによると、最終的には球団の『家族のような雰囲気』と『居心地のよさ』により、オオタニはエンゼルスを選んだ」と指摘、「オオタニは期待に応え、2018年ア・リーグ新人王を受賞した。最終的にトミー・ジョン手術が必要となった怪我による離脱もあったが、367打席で.285/.361/.564、22本塁打とし、投手としては防御率3.31、奪三振率30%とした」とメジャー移籍1年目の大谷の成績を改めて伝えている。
大谷のエンゼルス選択、そしてMLB移籍1年目の投打二刀流での活躍は、“メジャー移籍史”にしっかり刻まれている。
(Full-Count編集部)