マ軍2010年代ベスト試合にイチロー氏、岩隈が選出 MLB公式「物語のような終幕」
MLB公式サイトが「マリナーズの2010年代、最高のゲームトップ10」を発表
2010年代も今年で終わりを迎える。MLB公式サイトは過去10年を振り返り、歴代最強チームなど様々な企画をしているが「マリナーズの2010年代、最高のゲームトップ10」にイチロー氏、岩隈久志投手(現巨人)がランクインしている。
MLB公式サイトは「マリナーズのこの10年での最高の試合トップ10」を発表。「キング」と称されたフェリックス・ヘルナンデス投手が2012年のレイズ戦で達成した完全試合が堂々の1位で選出。日本人選手では2015年にノーヒットノーランを達成した岩隈が3位、今季で現役を引退したイチロー氏の“引退試合”が6位にランクインした。
岩隈のノーヒットノーランは2015年8月12日・オリオールズ戦。メジャー初完を日米通じて自身初のノーヒットノーランの偉業で飾った。記事では「116球を投げ、四球を3つ許しただけであった。彼はヒデオ・ノモに続きノーノーを達成した2人目の日本人投手となった」と紹介している。
また、第6位に選出されたのは2019年3月21日に東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕ゲームで引退を発表したイチロー氏のラストゲーム。レジェンドの引退試合に「28年間にわたり、野球をしてきた人間が完璧な終わりを迎えるのは簡単ではない。しかし、マリナーズは、東京ドームでシーズンを開幕して、イチローの祖国で彼に物語のような終幕を用意した」と振り返っている。
(Full-Count編集部)