日本ハム戦力外の岸里が琉球入り 球団が発表 NPB出身選手7人目
将来のNPB参戦を目指している沖縄初のプロ野球チーム
沖縄初のプロ野球球団として7月に設立した「琉球ブルーオーシャンズ」が、3日、日本ハムを戦力外となった岸里亮佑外野手の入団が決定したと発表した。
岸里は2013年のドラフト7位で花巻東高から入団。通算9試合に出場して打率.235。昨年は侍ジャパンU-23代表として「第2回 WBSC U-23ワールドカップ」に出場したが、日本ハムでは2年間、1軍出場がなかった。戦力外後は12球団合同トライアウトにも参加していた。
同球団は元DeNAの小林太志氏が球団社長を務め、エグゼクティブアドバイザーには現役時代に中日、西武、阪神でプレーし、楽天の初代監督も務めた田尾安志氏が就任。監督は元ロッテの清水直行氏、コーチはソフトバンクなどでプレーした寺原隼人氏と井手正太郎氏が務める。
10月1日に入団内定第1号として元ヤクルトの比屋根渉外野手を獲得すると、その後は今季までNPBでプレーした選手の入団を続々と発表。元中日の亀澤恭平内野手と杉山翔大捕手、元西武の松本直晃投手、元ヤクルトの沼田拓巳投手、元DeNAの松尾大河内野手らが加入している。岸里で入団するNPB選手は7人目となった。
(Full-Count編集部)