燕ドラ1奥川ら新人の目標選手に高津監督もヒヤヒヤ? 「ツッコミどころ満載ですね」
ヤクルト新人の目標選手は? ドラ6武岡が川端を挙げるまで燕戦士の名前挙がらず…
ヤクルトは3日、東京・港区のヤクルトホールで新入団選手発表会を行い、高津臣吾監督と6人の新入団選手が代表質問に答えた。その中では目標とする憧れの選手について質問が飛んだが、その内容に高津監督も冷や汗をかかされていた。
ドラフト1位指名の奥川恭伸投手(星稜高)は「ヤンキースの田中将大投手。エースらしいというか、全て持っている投手」と、かねてから憧れを口にしていた田中の名前を即答。これに対し高津監督は発表会後の囲み取材で「なれるかどうかは別としても、高い目標を持って目指していくことは大事。田中選手のようになってほしいですね」と期待を口にした。
ドラフト2位指名の吉田大喜投手(日体大)は「これといって特にいらっしゃらないのですが、どの選手も尊敬しています」と発言。さらにドラフト3位の杉山晃基投手(創価大)もエンゼルスの大谷翔平投手を目標に掲げるなどしたが、5位の長岡秀樹内野手(八千代松陰高)まで会場が待つ回答は出ず。ドラフト6位の武岡龍生内野手が「川端慎吾選手が目標」と、ようやくヤクルトの選手の名を口にし、会場のファンからは拍手が起こった。
これには高津監督も「ツッコミどころ満載ですね。そこから教育しなければね」と苦笑い。「最後に川端慎吾が出てよかったですね。みんなヤクルトの選手言うかと思ったのに……。ヒヤヒヤしましたけど。それぞれタイプがありますし、ぜひヤクルトの選手を目標にして欲しいと思います」と会場を沸かせていた。
(臼井杏奈 / Anna Usui)