日本人選手のMLB30球団“制覇”ある? レッズが初の日本人獲得に興味
レッズ編成本部長「(日本選手獲得に)十分なスカウティング情報を持っています」
秋山翔吾外野手、筒香嘉智外野手、山口俊投手、菊池涼介内野手の4選手が今オフ、MLB移籍を目指している。秋山は海外FA権を行使、筒香、山口、菊池の3選手はポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦となる。
果たして4人の夢は叶うのか。そして、それぞれの行き先はどこになるのか。日米メディアでも注目を集めている中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」はひと味変わった視点でこの4人に注目している。
「レッズはニーズを埋めるためについに日本人獲得に動くか?」と題した特集を掲載。これまでメジャー30球団のうち、唯一、1度も日本人がプレーしたことがないレッズに、初めて日本人プレーヤーが誕生するかもしれないとしてレポートしている。
記事では、レッズのディック・ウィリアムズ編成本部長のコメントを紹介。その中で「日本からポスティングされた選手、FAとなった選手がいて、我々は獲得に動くのに十分なスカウティング情報を持っています。(今オフに獲得可能な中で)考えている選手もいます」と獲得の可能性について言及している。
そして、4選手の獲得の可能性を検討している。秋山については「レッズに最もフィットすると思われるのが、キャリアの大半で中堅手としてプレーしている31歳のアキヤマである」とレポートしている。
リードオフマンを任せられ、そして外野手の秋山はレッズのニーズにマッチしており、記事では「アキヤマは先頭打者になれる可能性があり、出塁率の高い打者を獲得したいレッズのニーズに合う。アキヤマは来年4月に32歳となり、年齢が懸念され、市場は限られるかもしれない。しかし、そのことと短期契約により、マルセル・オズナやニコラス・カステヤノスなどの高額なFA選手に代わる選択肢となるかもしれない」と指摘されている。