WBCで存在感、ソフトBデスパイネが合流 新天地では「40本塁打100打点」
ロッテ在籍の昨季はヤフオクドームで8本塁打、工藤監督「脅威に思っていた」
ソフトバンクに入団した新助っ人のアルフレド・デスパイネ外野手が25日、ついにチームに合流した。
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でキューバ代表として存在感を見せた大砲は24日に来日し、福岡入り。広島戦前にヤフオクドーム内で会見を行い「素晴らしいチームに入れて光栄。フロント、監督、みなさんに感謝しています。最高に気持ちがいい。期待されている本塁打、打点、それに応えられるようにしたい。数字を出すためには楽しく野球をしなければいけない。そうすれば、数字は付いてくるかなと思います」と挨拶した。
昨季、ソフトバンク戦だけで10本塁打をマークしたデスパイネ。しかも、そのうち8本が今季からは本拠地となるヤフオクドームで放ったもの。昨季までの天敵が、自軍に加わることになった工藤公康監督は「3年間、敵のチームにいて脅威に思っていた。ここに座って、ホークスのユニホームを着てくれて、マリーンズのユニホームより似合ってるんじゃないかな、と私は思います」と頼もしげに、背番号54を見つめた。