楽天移籍の涌井秀章が入団会見で決意 「希望はもちろん先発」「勝ち取りたい」

入団会見に臨んだ楽天・涌井秀章【写真:高橋昌江】
入団会見に臨んだ楽天・涌井秀章【写真:高橋昌江】

西武時代の同僚・岸、浅村と再びチームメート「味方になって凄い心強い」

 ロッテから金銭トレードで楽天に移籍した涌井秀章投手が23日、楽天生命パーク宮城で入団会見を行った。背番号は「16」。会見では「希望はもちろん、先発ですけど。まずポジションを勝ち取らないといけない」と意気込みを語った。

 楽天の印象を問われ「楽天イーグルスさんは自分が1年目の時にできたチーム。初完封、最多勝だったり縁がある球団だなと思った」と、2004年にプロ入りした自身と重ね合わせた。

 希望のポジションについては「希望は勿論、先発ですけど。まずポジションを勝ち取らないといけない」と、来春のキャンプからアピールし先発ローテを勝ち取る決意を口にした。

 自身3球団目となる楽天には岸、浅村と西武時代を共に戦ったチームメートも在籍。エースを争った岸については「西武入った時からライバル関係。お互い成長しあいながらやってきた。また色んな発見があると思う」と語り、浅村とは「対戦打率が悪かったので味方になって凄い心強い」と笑顔を見せた。

 2004年にドラフト1位で西武に入団すると1年目から開幕1軍入りするなど西武のエースとして活躍。石井一久GMとは2013年まで同僚だった。2013年オフに国内FA権を行使しロッテに移籍した。涌井はプロ15年目の今季18試合に登板し3勝7敗、防御率4.50。通算では417試合に登板し133勝128敗、16ホールド、37セーブ、防御率3.51をマークしている。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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