「福岡発 売り子名鑑」子供の頃から球場通いのタカガール 幼少期は秋山幸二ファン
ラストイヤーのタカガール、夢は「保育士と売り子」
球場の新たなエンターテインメントになっている「売り子」。美女どころといわれる福岡で働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介する「福岡発 売り子名鑑」の第7回をお届けする。
今回は、キリンビールの「れい」さん、だ。
これまで紹介してきた売り子さんの中で、最年少となる19歳。福岡市内で短大に通う「れい」さん。ホークスファンだった両親の影響で、子供の頃から球場に通っていたという根っからの「タカガール」だ。
「売り子になることが、小さい時からの夢でした。野球を見に行くことが子供の頃に多くて、父としょっちゅう見に来ていました。お父さんが『あの子から買おう』とビールを買っているのを見ていて、その時から売り子さんになりたいなと思っていました」
高校時代も年に20試合ほどを観戦に訪れており、短大入学を機に、なりたかった売り子に挑戦し「いま売り子を出来ていることを、自分の中では誇りに思っています」という。
野球大好き女子だけあって、楽しさを感じるポイントも、他の売り子と少々違う。一塁側内野席でキリンビールを売る「れい」さん。「ずっと私から買ってくれるお客さんがいて、そういう時に必要とされていると思うと嬉しくなります」というやりがいもあるが、最大の楽しみは「お客さんと野球の話が出来るというのが大きくて、普段友達とはなかなか野球の話で盛り上がることはないので、すごい楽しいです」と、ファンと野球談義に花を咲かせることだ。