鷹新助っ人ムーア、日本行きの喜び語る オファーは「良いサプライズだった」
昨春右膝手術も2月のキャンプインには「良い状態で」万全強調
ソフトバンクと契約したMLB通算54勝左腕マット・ムーア投手が、日本行きを心待ちにしている様子をムーアが高校時代を過ごした米ニューメキシコ州のメディア「KRQE」が伝えている。見出しでは「マット・ムーアが日本でプロとしての新しい経験にワクワクしている」とし、コメントを掲載している。
ムーアはソフトバンクからのオファーに驚いたといい「良いサプライズだったよ。けれども、僕たちにとっては最終的には最高の機会となったんだ。人っていうのは、自分を求めてくれる場所に行こうと思うものだから。恐らくそれが1番の決め手かな。テンションも上がるよ」と喜びを語っている。
2007年ドラフト8巡目でレイズに入団。マイナーで圧倒的な成績を残し、2011年にはMLB公式の有望株ランキングでトラウト、ハーパーに続く全体3位、投手としては全体1位の評価を受けた。レイズ時代の13年にはエースとして2年連続2桁勝利となる17勝をマーク。しかし、2014年にトミー・ジョン手術を受けると球速が低下して結果を残せず。2016年には復活して13勝を挙げたが、昨年は4月に右膝を手術して2試合登板(勝敗なし)に終わっていた。
記事の中ではムーアは昨年受けた右膝の手術について言及しており、「自分の感覚としては、恐らくそれまでで1番準備ができていた状態だったけど、怪我するだなんて全く予想外だった。この怪我は普通の怪我ではなかった。(現在は)とにかく準備ができていると感じるよ。良い状態で、(そのまま)来月キャンプに臨めると間違いなく感じているよ」と2月のキャンプインには万全を期して、ユニホームを着ることを明かしていた。
(Full-Count編集部)