ヤ軍スタントンは「とんでもない成績残す」“不良債権化”危惧もMLB公式はHR王予想

ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:Getty Images】
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:Getty Images】

マーリンズ時代の2017年には59本塁打「とんでもない成績を残す年になる」

 昨季は史上最多を大きく更新する6776本塁打が飛びかったメジャーリーグ。MLB公式サイトは全30球団のチーム内での今季の本塁打王を予想し、ヤンキースではジャンカルロ・スタントン外野手が選出されている。

 マーリンズ時代の2017年に59本塁打を放ち、MVPも獲得したスタントンはそのオフにヤンキースに移籍。1年目は38本塁打を放ったが、昨季は度重なる故障に苦しみ、わずか18試合出場で3本塁打に終わった。2014年オフに当時所属していたマーリンズと結んだ13年総額3億2500万ドル(約356億円)の超大型契約はヤンキースに引き継がれ、2028年まで2億1400万ドル(約235億円)の巨額契約が残っている。

 米メディアではスタントンの“不良債権化”が危惧されている。それでも、MLB公式は「今年はスタントンが健康でいて、ヤンキースタジアムでとんでもない成績を残す年になる。そうだよね? そうに違いない」と予想。「もちろん、アーロン・ジャッジは何ら問題のない候補となるが、彼は2017年にルーキーとして52本塁打を放った後、ここ2年で計54本塁打としている」と本調子ならばジャッジを上回る本数を放つだろうということだ。

 その他にはエンゼルスのトラウト、フィリーズのハーパー、ブルワーズのイエリッチらが名を連ねている。さらに昨季本塁打王のメッツのアロンソ、ロイヤルズのソレアも順当に選出。また筒香が加入したレイズは、昨季33本塁打のメドウズと予想されている。

(Full-Count編集部)

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