山口俊は希望の先発できるのか? 地元メディアは予想「怪我がらみでチャンスが…」
ブルージェイズのローテは柳賢振、ロアーク、アンダーソン、シューメイカーの4人でほぼ固まる
ブルージェイズに2年総額635万ドル(約7億円)で入団した山口俊投手は15日(日本時間16日)、本拠地トロントのロジャースセンターで入団会見に臨んだ。
巨人からポスティングシステムを利用し、メジャー挑戦の夢を叶えた山口。会見ではブルージェイズ入団の喜びを語るとともに「先発ローテを勝ち取るつもりで2月のキャンプに臨みたい」と、先発ローテ入りへの意欲を示していた。
果たして山口は希望する先発の座を勝ち取ることができるのだろうか。地元メディア「ヤフースポーツ・カナダ」は「シュン・ヤマグチはブルージェイズのローテーションに加わることを目指している」とする記事を掲載。ブルージェイズの今季の先発ローテを展望している。
ブルージェイズは今オフにドジャースからFAとなっていた柳賢振投手、アスレチックスからFAとなったタナー・ロアーク投手、そしてトレードでチェイス・アンダーソン投手を獲得。ここにマット・シューメイカー投手が加わり、先発ローテの4枚はほぼ固まっている。
ただ、記事では「(選手たちの)健康は重要な部分であり、ヤマグチがチームの為に担う役割を決めることにおいて、大きな要素になる可能性が高い」として選手たちのコンディションによって、右腕の役割が変わる可能性について指摘している。
「ヤフースポーツ・カナダ」では「リュウはメジャーでプレーしたキャリアのほぼ毎シーズンで故障者リスト入りし、シューメイカーは2016年以降、100投球回以上を記録していない」とし、柳賢振やシューメイカーがシーズンを通しては活躍できてない点に着目。「怪我絡みによるチャンスが、恐らくどこかのタイミングで巡ってくるだろう」と、仮に開幕ローテから外れたとしても、どこかで先発としてのチャンスが来ると予想していた。
(Full-Count編集部)