複数球団のターゲットに浮上する青木宣親 大本命を逃したロイヤルズが再契約に本腰も
ロイヤルズ獲得候補のハンターがツインズと合意
今季終了後にフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手に対して、ロイヤルズが再契約に本腰を入れる可能性が出てきた。
現地時間2日、米複数メディアが、タイガースからFAとなった39歳のトリー・ハンター外野手がツインズに8年ぶりに復帰することで合意したと報じた。FOXスポーツの名物記者であるケン・ローゼンタール氏がツイッターで伝えたところによると、1年契約で年俸は1050万ドル(約12億5000万円)になるという。
1993年のドラフトでツインズから1巡目指名を受け、プロのキャリアをスタートさせたハンターは、1997年にメジャーデビューしてスター選手への階段を駆け上がった。2001~2009年に9年連続でゴールドグラブ賞を受賞するなど守備力は抜群。特に、2002年のオールスターで中堅として右翼・イチローとともに出場し、バリー・ボンズが放った右中間へのホームラン性の打球をもぎ取ったプレーで有名になった。
2008年からエンゼルス、2013年からはタイガースでプレーしたハンターに対しては、青木が契約満了となったロイヤルズが外野補強の最有力候補として獲得を目指していた。しかし、ツインズ復帰が決まったことで、今季のワールドシリーズ進出に大きく貢献した青木との再契約に力を入れる可能性が出てきた。