元中日チェン、“今季絶望”の可能性も? 地元紙「復帰できるか定かでない」
左腕の故障で現在DL入り、指揮官は「しばらくは彼を頼りにすることはできない」
左腕の違和感で故障者リスト(DL)入りしているマーリンズのチェン・ウェイン投手が、今季中に復帰できない可能性が出てきたたと地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。
チェンは1日(日本時間2日)のレイズ戦で今季5度目の先発マウンドに上がり、6回2安打2失点と好投したが、その後DL入り。「マイアミ・ヘラルド」は「肘に関する懸念が増し、ウェイ・チェンの復帰はあいまいに」とのタイトルで特集記事を掲載し「マーリンズには、先発投手であるウェイ・チェンが今シーズンのローテーションにいつ戻ってくるのか、もしくは復帰することができるのか定かでない」と伝えている。
記事では、チェンが左腕の不快感を訴え、13日(同14日)の投球練習を短縮したこと、肩や肘の問題を抱えていることなどに言及し、「すぐには戻ってこないだろう」と指摘。ドン・マッティングリー監督は「チェンは我々が望むような状態ではなかった。彼は違和感を覚えていた」と話したという。
昨年は左肘捻挫で約2か月離脱したチェンだが、記事では、今回については「精密検査で深刻なダメージは見られなかった」としている。チームは当初、離脱がそこまで長引くことはないと見込んでいたようだ。しかし、指揮官は13日、取材に対して「投球練習後、我々は上手いくだろうと期待していた。前回と同様に腕の問題だ。違和感があるようだ」と明かしている。