サイン盗みにダルビッシュが痛烈皮肉 世界一トロフィーに「豪華なゴミ箱!」
17年ワールドシリーズでダルビッシュはグリエルから人種差別を受けた
サイン盗みで処分を下されたアストロズがスプリングトレーニング前に謝罪会見を開くも、処分の甘さ、度重なる“言い訳”に対してのバッシングは一向に止む気配は無い。17年ワールドシリーズでアストロズ相手に登板し苦杯をなめたカブスのダルビッシュ有投手(当時ドジャース)の発言も注目を浴びている。
アストロズの主砲カルロス・コレア内野手が16日(日本時間17日)に同僚を庇い“弁明”するも火に油だった。米メディア「バーストゥール・スポーツ」のジャレッド・ガラビス記者は、ダルビッシュが「(コレアが)ベリンジャーについて語っているのを昨日見たよ。彼らは不正行為をした。彼らが現在、色々喋る必要はない。実際彼らの口から何か語るべきではないよ」と米メディアに対して英語で語っている映像をツイッターで投稿。ガラビス氏も「彼らは口を閉ざしておくべきだと考えている。覚えておいてほしい、ユリ・グリエルによるダルビッシュへの人種差別行為が行われたのは、ヒューストンがワールドシリーズでドジャースからサイン盗みを行っていた時だ」とつぶやき、日本人右腕を擁護した。
17年のワールドシリーズで当時ドジャースに在籍していたダルビッシュはアストロズ相手に第3、第7戦に先発したがいずれも2回持たずにKO。地元メディアやファンから痛烈な批判を浴びていた。これだけに留まらず元DeNAでアストロズの主軸でもあるユリ・グリエル内野手からは本塁打を被弾した後、両目尻を吊り上げるジェスチャーで人種差別を受けていた。