大化けする可能性も ソフトB“二刀流”新助っ人が英雄デスパから成功秘訣伝授
ソフトB育成コラスが志願のデビュー
志願のデビュー戦だった。24日にソフトバンク2軍本拠地「タマホームスタジアム筑後」で行われたソフトバンク3軍と四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツとの定期交流戦。前日23日に入団会見を行ったばかりのキューバ人育成選手、オスカー・コラス投手兼内野手がいきなり出場した。
「練習後に監督から『出てみるか?』と聞かれたので、出たいと自分から言いました。ホークスのユニホームを着られて嬉しいですし、気持ちがいい。ここからステップアップしていきたい」
7回に代打で出場。日本ハム、阪神、ヤクルトなどでプレーし、14年から愛媛に在籍している99年の甲子園優勝投手の正田樹と対戦した。記念すべき来日初打席は、初球、2球目とファールし、3球目の変化球にバットが空を切り、空振り三振に倒れた。
前日に入団会見を終え、リバン・モイネロ投手とともに、そのままファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」内の若鷹寮に入寮。この日午前中に室内練習場で行われた練習から3軍に合流した。ティー打撃やフリー打撃などで汗を流すと、昼食後に真新しい試合用のユニホームに袖を通した。