大谷翔平のブルペン投球をマドン監督は“静観” 「口を出さないようにしている」
「後退していないことは知っている、順調に回復すると思っている」
エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、米アリゾナ州テンピで行われているスプリングトレーニングで2度目のブルペンに入り、捕手を座らせて41球を投げた。直球は最速84マイル(約135キロ)で変化球も解禁。5月中旬のメジャーでの投手復帰に向けて順調な右腕に、ジョー・マドン監督は「今はあまり口を出さないようにしている」などと語った。
23日(同24日)の最初のブルペン投球は捕手を座らせて約20球で、球速は81マイル(約130キロ)。中2日での投球はさらにギアを上げたようだが、指揮官は慎重だ。
「(大谷が)今投げていることは知っているが、あまり入念には見ていない。(回復が順調で)後退していないことは知っているが、今はあまり口を出さないようにしている。自分が出来ることはあまりないからね。彼は若いプロフェッショナルでよくやっているので、今後も順調に回復すると思っている」
一昨年に受けたトミー・ジョン手術のリハビリを終えて、二刀流復帰へ踏み出したばかり。66歳の名将は、投手復帰へ歩を進めている段階の大谷を静かに見守る考えのようだ。
(Full-Count編集部)