大谷翔平は落選も「非常に楽しませてくれる」 米メディアが各年齢“最高選手”格付けを発表

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

各年齢の“最高選手”を格付け、25歳大谷世代のNo1はドジャース投手

 エンゼルスの大谷翔平投手は今シーズンから2年ぶりに二刀流を復活させる。メジャーを沸かす若きスター候補だが、MLBには大谷に負けず劣らずのライバルたちが存在する。米TV局「CBSスポーツ」は各年齢の“最高選手”を格付けしている。

 大谷は1994年7月生まれの25歳。しかし25歳の“最高選手”に選ばれたのはドジャースで昨季30登板し、14勝4敗、防御率3.26をマークしたウォーカー・ビューラー投手だった。

 新人王を獲得し投打で活躍を見せた大谷だが記事では「非常に楽しませてくれるショウヘイ・オオタニはトミー・ジョン手術で失速している」とNo1に選ばなかった要因を指摘。1年目に投手として4勝2敗、防御率3.31をマークし、打っては22本塁打61打点と、見るものを楽しませる二刀流の活躍を見せたが右肘、そして昨季のシーズン終了後に左膝を手術するなど怪我が減点となったようだ。

 他にも候補選手はいたようだが、ほとんどの25歳の野球選手はその若さから、誇れる実績は少ない。「ピート・アロンソは1年だけ。オースティン・メドウズは(キャリアは2年だが)素晴らしかったのは1年間のみ」と決め手に欠け「この年代ではベテランとなるカルロス・コレアは、ここ2年間は怪我との闘いなっている」と、ビューラーの選出は半ば“消去法”に近かったようだ。

 確かに大谷は二刀流という面から見れば今は物足りないに違いない。今季5月中旬ごろに予定される投手としての復活に向けてファンの期待も高まっているが、その活躍で同世代のナンバーワン選手に躍り出ることはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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