大谷翔平は2の0、OP戦打率.100も指揮官は楽観視 「良い打撃見せると約束する」

マリナーズとのオープン戦に「4番・DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
マリナーズとのオープン戦に「4番・DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大谷は1回に遊ゴロ失で出塁、3回は空振り三振に倒れた

■エンゼルス 2-0 マリナーズ(オープン戦・日本時間5日・テンピ)

 エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、アリゾナ州テンピで行われたマリナーズとのオープン戦に「4番・DH」で出場。2打数無安打1三振の結果だった。オープン戦の成績は10打数1安打7三振、打率.100になった。

 1回2死一塁で迎えた第1打席、右腕ダンと対戦し、遊ゴロ失策で出塁。3回2死で迎えた第2打席は左腕ジルボーに対して空振り三振を喫した。

 3日(同4日)のフリー打撃では36スイングの内、145メートルの超特大弾を含む13本の柵越え弾を放った。圧巻の打撃に復調を感じさせたが、すぐに実戦で結果は出なかった。

 しかし、ジョー・マドン監督は楽観的だ。「少し良くなっている。時間はたくさんある。彼は今季本当に良い打撃を見せると私が約束するよ。今はタイミングが少しずれている」と指摘した。記者から「三振が多いが?」と問われると「タイミングだよ。彼が良い打撃をしているのを見たことがあるかい?」と問い返し、「またそうなるよ」と語った。

 3日(同4日)の打撃練習では大谷に直接アドバイスを送ったマドン氏。この2年間で40本塁打を放っている二刀流への信頼は揺るがないようだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY