ハム栗山監督、3番起用で逆転V打の中田を称賛「感動しましたね、久々に」

通算400勝到達に「感謝しています」

 日本ハムが10日の本拠地巨人戦で3-2と逆転勝利を収め、連敗を6で止めた。栗山監督は低迷する中でオーダー変更を決断。大田を日本ハム加入後初めて1番で起用し、中田を3番で起用。中田を先発起用の中で4番から外すのは2012年の監督就任後初めてだった。その両選手が存在感を放ち、大田は初回先頭打者弾を含む猛打賞。中田も1-2と1点を追う8回1死二、三塁の場面で左中間へ逆転の2点二塁打を放った。

 この勝利で通算400勝に到達した栗山監督は試合後、中田の逆転V打に「感動しましたね、久々に」と心境を吐露。大田についても「野球の神様がああやって打たせてくれるぐらい苦労してきたんだなと、打った瞬間に感じましたね」と振り返った。

 栗山監督の主な一問一答は以下の通り。

――壮絶な試合だった。まず監督の通算400勝について。

「すみません。全然何をしようとしているのかわからなかったです。通算の勝ち星というのは僕のものではなくて、長くやっていれば、数はプラスになっていくもの。本当に選手たちが頑張ってくれて勝ちをプレゼントしてくれたというだけなので、感謝しています」

――試合を決めた中田選手について。

「感動しましたね、久々に。本当良かった。そういう心の中が沸き立つようなというか、こみ上げてくるような思いをしないと、チームは前に進まないとずっと思っていたので、これをきっかけに前に進まないといけないなと思います」

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