そう簡単に癖は抜けない? ロッテ福田秀、古巣相手にやっちゃった“痛恨のミス”は…
古巣相手に2四球、甲斐から盗塁決め「今日は僕の勝ちですね」
ロッテの福田秀平外野手が、かつての本拠地で古巣と対戦した。本来であれば開幕戦となるはずだった20日のソフトバンク戦。新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり、練習試合という形で行われた。
オフにFA権を行使してソフトバンクからロッテに移籍した福田秀にとって“庭”だったPayPayドームで初めてホークスと戦う試合に。試合前から慣れない三塁側ベンチに「違和感あります。三塁側も飲み物は一緒なんだと思った」と語っていたが、試合でも、やはり違和感を抱えてのプレーだった。
初回の第1打席ではスチュワートから四球を選ぶと、続く角中の打席で甲斐拓也捕手から盗塁を決めた。3回の第2打席も四球、5回の第3打席は左飛に倒れた。この日は1打数0安打2四球。古巣からの安打はお預けとなったものの、「四球もヒットと同じなんで。拓也から盗塁決められたので今日は僕の勝ち」と笑顔を見せた。
だが、そんな試合中に“痛恨のミス”を犯していたという。ロッテのユニホームを着ながらも、やはり13年間在籍した感覚はそう簡単に消えないようで「ベンチで声出すときに間違えちゃった…」と明かした。福田秀によると、中村晃の打席で思わず「さあ行け!アキラ!」と声を出してしまったよう。まさかのミスを苦笑いで振り返っていた。