前田健太「感謝」、監督絶賛 “代役”遊撃手がダイブ→膝つき驚愕送球の美技
シーガー離脱中もヘルナンデスが遊撃で超美技、「ケンタも脱帽」「なんてこと」
前田健太投手が7回4安打無四球6奪三振無失点の快投で6勝目(3敗)を挙げた27日(日本時間28日)の本拠地エンゼルス戦で、ドジャースの“代役”遊撃手の超ファインプレーが飛び出した。ヒットをもぎ取る美技に、マウンド上の前田も思わず脱帽。デーブ・ロバーツ監督も絶賛したとMLB公式サイトが伝えている。
ドジャースタジアムが大きく沸いたのは5回だ。1死走者なしの場面で、エンゼルスのマルドナードが前田のカットボールを捉えた。痛烈なライナーが三遊間へ。レフト前に抜けるかと思われたが、遊撃のヘルナンデスがダイビング。体を目いっぱい伸ばしてワンバウンドでグラブに収めると、立ち上がることなく、両膝をついたまま一塁へボールを送った。
一塁手ベリンジャーが捕球し、マルドナードは間一髪でアウトに。鋭い反応、そして驚愕の強肩ぶりに本拠地は大歓声に包まれ、地元テレビ局の実況も「ヘルナンデスが打球を止め、膝をついたまま送球した。なんてことだ!」と絶叫。マウンド上の前田が帽子を取って感謝すると、実況は「ケンタも脱帽です」と興奮気味に続けた。