大谷翔平は「今こそ見たい」選手の1人 カナダメディア選出、錚々たる顔触れの中に
バエス、アクーニャJr.、ジャッジ、ソトの面々の中に大谷翔平
新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となっているMLB。本来であれば、2020年シーズンは大谷翔平投手が“二刀流”を復活させる年になるはずだったが、未曾有の事態でシーズンの開幕を迎えられずにいる。
そんな中でカナダメディア「TSN」は「MLBが休止中に見ることができなくて寂しく感じる、5人の若く、エキサイティングなプレーヤー達」とする特集を掲載。その中の1人に大谷を挙げている。
記事では「どんな時でも見たいと思う選手がいる。我々がやっていることを全て止めてでも、どんな試合でも、どんなスコアでも、どんな状況でも、見たくなる選手がいる。このような選手は稀であり、全てのチームにいるわけではない。彼らは特別な選手なのだ。こんな状況の今こそ、彼らの活躍が本当に見たいと、多くの人が切望している」と5人の選手をピックアップ。カブスのハビアー・バエス、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.、ヤンキースのアーロン・ジャッジ、ナショナルズのフアン・ソトという錚々たる顔触れの中に大谷も加わった。
記事では大谷の2年間の打者成績を高く評価。「25歳のオオタニは、MLBで素晴らしい2シーズンを送った。キャリアOPSが.883というのはとても稀なことだ。そして、(昨シーズンは)打者として活躍してきた彼が、それに加えて今度は、サイ・ヤング賞レベルの99マイル(約159キロ)の投球をすることを想像してほしい。トミー・ジョン手術で、2019年のシーズンは全く投球できなかったが、この二刀流のセンセーションは、おそらくマイク・トラウトに次いで、エンゼルスで最も安定した打者になったと言えるだろう」と絶賛している。
さらには、開幕の延期が決まる前には、投手としての復帰登板もプランニングされていたことにも言及。「新型コロナウイルスによる開幕の遅れで、彼の2020年シーズンのワークロード(仕事量)がどうなるかは誰も分からない。我々にとって確かなことは、オオタニがマウンドに戻って来るときは、絶対に見逃せないものになるだろうということだ」とし、大谷の投手復帰に大きな期待を示していた。
(Full-Count編集部)