広島から球宴監督推薦で新たに4選手 計7選手出場で「新井さんにMVPを」
丸&田中&岡田&薮田が選出、薮田は「同じ広島出身の柳田さんと対戦したい」
7月14、15日に開催されるマイナビオールスターゲーム2017の監督推薦選手が発表され、広島からは丸佳浩、田中広輔、岡田明丈、薮田和樹の4人が選ばれた。
現在、7毛差で打率リーグ2位の丸は、5年連続5回目の出場。「シーズン中とは違い、素直に野球を楽しめるのが魅力」としながらも、「個人的には、昨年ホームランを打てたので、もう思い残すことはない。それよりも新井さんがどうMVPを取るか」と、カープの若手の常套句になりつつある言葉で抱負を語った。
2年ぶり2回目の出場となる田中広輔は「選んでいただいて光栄。アピールできるチャンスは少ないと思うが、少しでも目立てるように頑張りたい」と控えめに話し、こちらも「僕も新井さんをMVPにするために、出塁して新井さんのタイムリーで塁に帰ってきたい」と結んだ。
リーグ勝利数でトップに並ぶ岡田と薮田は、ともに初出場となる。岡田は「有名な方ばかりが出場している場で、自分のストレートで押していけたらいい。コンディション次第ですが、数字的な部分も、少しでも出せればいいですね」と、報道陣に促されながらも、球速への意欲も見せた。
対戦したい相手について、他の選手が具体的な名前を挙げなかった中、薮田だけが「同じ広島出身のソフトバンクの柳田さんと対戦できれば」と、現在のパ・リーグ2冠王の名前を挙げた。「球界を代表する選手ばかりなので、ひとつでも多く勉強できれば。思い切ってストレート勝負したい」と初の大舞台に心を躍らせていた。
現在、セ・リーグを独走する広島からは、ファン投票の新井、菊池、鈴木の3人に加えた合計7人が夢の舞台に出場する。