西武がハムに3連勝、今季対戦成績11勝2敗、秋山3安打4打点と打線奮起
新外国人ファイフが4回4失点も打線がカバー
西武が逆転勝ちで、同一カード3連勝を決めた。6日の日本ハム戦(札幌D)。2度のリードを奪われる展開となりながらも、秋山が3安打4打点の活躍を見せるなど打線が奮起し、日本ハムを下した。
1点を先制されて迎えた3回。1死から炭谷、金子侑の連打でチャンスを作ると、秋山が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放って逆転に成功。続く源田は右翼席への3号2ランを放ち、この回一挙に4点を奪って試合をひっくり返した。
3点をリードしたが、この日来日初先発となった新外国人のファイフが踏ん張りきれない。直後の3回に、ドレイクに左前適時打を浴びるなど2点を失うと、4回にも四球と安打で1死一、三塁のピンチを招き、松本に右前適時打を浴びて、試合を振り出しに戻された。ファイフは4回途中6安打4失点でKO。代わった平井も、5回2死一塁から石井一にフェンス直撃の適時三塁打を浴び、リードを奪われた。
だが、6回に再逆転に成功する。水口の左前安打、炭谷の犠打で1死二塁とすると、金子侑が一塁前へ絶妙のプッシュバントを決めて内野安打に。さらに盗塁も決めて二、三塁とすると、秋山が中前へ2点適時打を放って再逆転。さらに浅村の三ゴロをレアードが後逸する間にもう1点を加えた。6回からは大石、牧田、シュリッター、増田とリリーフ陣が踏ん張り、リードを守り抜いた。
日本ハムは3連敗。新助っ人のドレイクが来日初タイムリーで初打点をあげるなど、打線は5得点を奪ったが、投手陣がピリッとせず。先発のメンドーサは6回途中8安打5失点でノックアウトされ、後を受けた宮西も秋山に適時打を浴びて2点を失った。本拠地で痛い逆転負け。これで今季の対西武は2勝11敗となった。
(Full-Count編集部)