【始球式名場面】野球未経験で114キロ! 224勝左腕のDNA継ぐ工藤阿須加さんに場内騒然
工藤公康監督を父に持つ俳優の工藤阿須加さんが始球式に登場、114キロの伸びのある直球を披露
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕の無期限延期が決まったプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、少しばかり気分を晴れやかにしてみるのはいかがでしょう? ここでは過去に数々の有名人が登場した始球式を回顧。これを見て、少しでもファンの方々が心を癒していただけたら幸いだ。
通算224勝左腕のDNAは確かに息子に引き継がれていた。2014年5月24日、西武対ヤクルト戦。マウンドに上がったのは西武のOBでソフトバンクの工藤公康監督を父に持つ俳優の工藤阿須加さん。父と同じ背番号「47」のユニホームを身にまとい登場すると球場は大歓声に包まれた。
だが、それだけではなかった。野球経験のない工藤さんの豪快なフォームから投じられた渾身の1球は114キロをマーク。伸びのある直球に再び球場は大歓声に包まれた。
工藤さんはテニスの経験はあるものの野球は初心者。それでも、右投げながら足の上げ方もどことなく父親に似ておりファンも「脚がピンとなるあたりの投げ方が似てる」「やっぱりサラブレッドの子供はサラブレッドなんだな」「これで野球経験なし?」「単純にすごい」「これは流石に才能」と驚きの声が上がっていた。