元MLB投手、過去に台湾球界での“八百長斡旋”を告白 「命の危機を感じた」
元ブルワーズでメジャー通算34勝を挙げたドン・オーガスト氏が台湾での恐怖体験を告白
新型コロナウイルスの感染拡大で自粛ムードの中“世界最速”で開幕となった台湾プロ野球(CPBL)。世界中の野球ファンが注目する中、過去に助っ人として同リーグに所属していた投手が“恐怖体験”を語っている。
過去には野球賭博など様々な困難を乗り越えてきた台湾プロ野球界。元ブルワーズでメジャー通算34勝を挙げたドン・オーガスト氏も台湾でプレーした一人だ。自身のツイッターでは1996年に八百長を持ちかけられたことを赤裸々に明かしている。
当時、興農ブルズに所属していたオーガスト氏は遠征先の試合後にチーム関係者と小さなバーに訪れると個室に20人ほどの人が集まっていたという。すると、台湾人女性がやってきて名前や台湾に来た理由を尋ねられ野球選手であることを伝えた。
オーガスト氏は「彼女はその時“不正試合”というものを私がわかっているか確認した。彼女が“八百長”のことに言及していて、エレファンツの選手を脅迫した反社会的勢力と恐らくつながりあるのだと、私は即座にピンときた」と、八百長を持ちかけらていることを察したという。