9号2ランのソフトB上林、久々一発に「当てたら飛んでいきました」
疲れがあることは認めるも「それを言い訳にはしたくない」
11日の楽天戦の2回に、5月30日以来となる9号2ランを放ったソフトバンク上林誠知。「追い込まれていたのでコンパクトにいこう」と振り抜いた打球は、レフトのホームランテラスへと吸い込まれていった。
「たまたまです。当てたら飛んでいきました」と振り返った上林だが「まったく打ててなくてやっとチームに貢献できたと思ったのに、ひっくり返されて……まだまだですね」と、チームの逆転負けに喜びも半減だ。
一時、3割を超えていた打率も2割8分台まで後退。筑後の寮に戻ることもできず、初めての1軍レギュラーに「疲れはあるといえばあります」と素直に認めながらも「それを言い訳にはしたくない」と強く言い切った。
「明日(12日)一本打ちたいですね」。若鷹は12日の試合で弾みをつけて、ファン投票で選ばれた初めてのオールスターに臨むつもりだ。