子供向け米スポーツ誌がイチローらの成功例紹介「MLBで最も偉大な選手に」
テームズ、フィルダーらも登場
メジャーで金字塔を打ち立てたマーリンズ・イチロー外野手らの米国での成功例がアメリカの子供向けスポーツ誌で紹介されている。
記事を掲載したのは米国で権威あるスポーツ雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」の子供版。「スポーツ・イラストレイテッド・キッズ」電子版は今季MLBを沸かせている“逆輸入選手”や米国以外で活躍後にメジャーで成功を収めた選手を特集した。
その中では、今季韓国球界からメジャーに復帰し、序盤から存在感を放ったブルワーズのエリック・テームズや、阪神で1シーズンプレー後にメジャーで活躍したセシル・フィルダー、1990年にダイエー(現ソフトバンク)でプレーし、その後、米野球殿堂入りを果たしたリッチ・ゴセージ投手らも紹介。今季ここまで打率.245、23本塁打、43打点の成績を収めているテームズについては「ブルワーズが依然としてナ・リーグ中地区で首位を走る大きな理由になっている」と評価し、フィルダーについては「彼は1998年に引退するまでにアメリカで9シーズン戦い、MLB史上最も有名なスラッガーの1人となった」と評した。
一方、ゴセージは39歳の年に加入したダイエーで2勝3敗8セーブ、防御率4.40と輝きを放てなかったが、翌年レンジャーズと契約すると、その後メジャーで4シーズンプレーしており、記事では「彼が依然として現役続行できると証明するには十分だった」と伝えている。