【#今こそひとつに】「絶対に許しません」―元日ハム建山義紀氏、コロナ禍でのクレームに“喝”
元メジャー右腕で侍ジャパン投手コーチを務める建山氏が「スーパーや薬局などで働く店員」に感謝
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう今、各地では「STAY HOME」の動きが広がっている。一方で、この厳しい状況の中でも医療従事者をはじめ、社会のインフラを支える人々は、見えない敵が迫る最前線に立ち、私たちの日々の暮らしを支えてくれている。こんな状況だからこそ、身近にいる「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に対し、感謝の気持ちを抱いた瞬間があるのではないだろうか。
「Full-Count」では、野球を好きな人が、感謝の気持ちを発信する特別連載【#今こそひとつに】をスタート。リアルな感謝の声をメッセージ動画とともにお届けする。
第4回は、日本ハムや米レンジャーズなどで活躍した元サイドスロー右腕、建山義紀氏が登場する。
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躍動感あふれるサイドスローから繰り出すスライダーとシンカーを武器に、日米の強打者と渡り合った建山氏。東海大仰星高では元巨人でメジャーでも活躍した上原浩治氏と同級生だった。甲賀総合科学専門学校、松下電器を経て、1998年ドラフト2位で日本ハムに入団。翌年にはルーキーながら先発ローテに定着したが、2002年に中継ぎに転向するとセットアッパー、クローザーなどを務め、3度のリーグ優勝、そして2006年の日本一に貢献した。
海外FA権を得た2010年オフに米レンジャーズと契約。2011年にはプレーオフでも登板するなど存在感を見せた。2014年のシーズン途中に阪神に入団し、日本球界に復帰。同年を最後に現役を退き、野球解説者として活躍するほか、2017年からは稲葉篤紀監督の下、侍ジャパンの投手コーチとして指導者の道を歩んでいる。
ラジオでは野球のことからワインや料理のことまで、幅広いトークでファンを楽しませている建山氏が今、「ありがとう」を伝えたい人がいる。それが「スーパーや薬局などで働く店員の方たち」だ。
自身のツイッターではたびたび、「おうち時間」を生かした手作り料理の成果を報告している建山氏。料理をするとなれば、スーパーなどに買い出しに行くこともある。そこで目にする従業員の姿に、感謝の気持ちを覚えずにはいられない。