東海大菅生が17年ぶり3度目の甲子園出場、早実・清宮、3年の夏が終わる

清宮は第4打席に右翼ポールへ弾丸ライナーもファウル

 第99回全国高校野球選手権西東京大会・決勝が30日に行われ、東海大菅生が早稲田実業を6-2で下し、17年ぶり3度目の優勝を果たした。

 東海大菅生は初回1死一、二塁から4番・片山の中前適時打で1点先制に成功。2回に早実の7番・福本の三塁打で同点に追いつかれたが、5回表に2死から相手のミスに畳みかけた。2死一塁から3番・小玉が三ゴロだったが、早実の三塁手の送球がバウンドして一塁・清宮のグラブを弾いてファウルグラウンドに転がった。この間に一塁走者が生還すると、4番・片山が左中間へタイムリー二塁打。さらには5番・奥村がセンター前タイムリーで続き、3点を追加した。

 投げては、背番号11のエース松本が力投。走者を背負いながらも、落ち着いた投球で打ち取った。6回に早実4番・野村に三塁打を浴び、次打者の打席で暴投して1点を追加されたが、畳みかけられることはなかった。

 注目の早実3番・清宮は、第1打席は一ゴロ、第2打席はストレートの四球、第3打席は補邪飛。8回の第4打席には右翼ポール付近に弾丸ライナーの打球を飛ばしたが、惜しくもファウル。その後、ライト前に安打を放ったが、期待の通算108号は出なかった。

 9回にも加点に成功した東海大菅生が堂々の優勝。甲子園への切符を手に入れた。

(Full-Count編集部)

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