前田健太が意地の好投 ド軍監督称賛&うれしい悲鳴「選択をより難しくさせる」
ダルビッシュ加入でドジャース先発陣の争いは一層激化
ダルビッシュ有の獲得が大きな注目を浴びたドジャースで前田健太投手が強烈な輝きを放った。トレード成立から1日が経った1日(日本時間2日)、前田は敵地でのブレーブス戦に先発し、7回94球で2安打1四球6奪三振無失点の快投。今季10勝目(4敗)を挙げ、メジャーデビューから2年連続の2桁勝利に到達した。先発ローテ争いが激化する中、強烈にアピール。3-2で勝利し、9連勝をマークしたドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「ケンタは傑出していた」と賛辞を贈った。球団公式サイトが伝えている。
前田はこの日、初回2死からフリーマンに四球を与えたものの、2回から4回まで3者凡退に打ち取る好投。5回先頭フラワーズに左翼へ初安打を浴びたが、その後も安定した投球を見せ、7回まで無失点に封じた。ダルビッシュの加入に沸くチームにおいて、まさに意地を見せた形。前田が7回以上を投げたのは6月27日のエンゼルス戦以来、今季4度目。また先発試合で無失点でマウンドを降りたのは今季2度目だった。
試合を速報した球団サイトはロバーツ監督が前田を称賛する様子をレポート。指揮官は「ケンタは傑出していた。最初の1球から最後まで攻めていたね。速球の球速も保ち、色々な球種を交えてひたすらストライクゾーンを攻めた。見ていて楽しかったよ」と高評価を与えた。