ダルビッシュ、白星デビューに安堵「トレードで来てめちゃくちゃならヤバイと」
ドジャース移籍後初登板で7回3安打10奪三振無失点の好投、7勝目マーク
レンジャーズからドジャースに加入したダルビッシュ有投手が4日(日本時間5日)の敵地メッツ戦で7回3安打10奪三振無失点の好投を見せ、移籍後初登板初勝利を挙げた。初回から味方打線の援護を受けた右腕は立ち上がりにピンチを迎えたが点を許さなかった。6-0で勝利したチームは2連勝。7勝目(9敗)を手にした右腕は初登板に多少の不安があったことを明かした。
注目の新天地デビュー。その最大のピンチは初回だった。テイラーの先頭打者本塁打で1点のリードを受けた直後、ダルビッシュは先頭のコンフォートに初球を右前にはじき返されると、1死後にブルースに四球を与えて、一、二塁のピンチを迎えた。
ここで4番セスペデスを左飛に打ち取り、2死一、三塁に。直後、グランダーソンにはセンター方向に強烈な打球を浴びたが、自身の頭上を超えようかという瞬間に左手を伸ばしてライナーを好捕。自身のファインプレーで無失点に切り抜けた。
2回以降は波に乗り、2回、4回、6回、7回と3者凡退に仕留める好投。7回は3者連続空振り三振に斬り、今季5度目の2桁奪三振にも到達した。この日は99球で3安打10奪三振1四球で無失点。防御率は3.81となった。