大谷翔平、米メディア仮想ドラフトで1巡目指名 「信じられないくらい楽しい」
米メディア「ジ・アスレチック」はア・ナ両リーグ西地区10チームに所属する選手たちの仮想ドラフト会議を実施
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」はア・ナ両リーグ西地区10チームに所属する選手たちの仮想ドラフト会議を実施。それぞれの番記者たちが注目選手を選出する中で、エンゼルスの大谷翔平投手はドラフト1巡目、全体9位で指名された。
大リーグでは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、移動距離の少ない対戦カードを組むことなどが検討されている。そこで同メディアは「“MLB西”地区のトップ選手のリストには誰が入るであろうか?」と番記者たちによる4巡のドラフト会議を企画した。大谷を1位指名したのはエンゼルス番のファビアン・アルダヤ記者だった。日頃から大谷ネタを熱心にツイッターに投稿するアルダヤ記者は、投打の能力を高く評価して選んだようだ。
「オオタニが2018年にメジャーデビューした年のERA+127は、2019年のビューラー(ドジャース)と同じであった。オオタニの2018~19年のOPS+135は、(19年の)ベッツ(ドジャース)と同じであった。彼は投手か打者だけだったとしても、このリスト入りするくらい並外れた選手であるが、その両方をこなす。それは本当に信じられないくらい楽しい」
なお、仮想ドラフト全体1位にはエンゼルスのマイク・トラウト外野手、2位はロッキーズのノーラン・アレナド内野手、3位にはドジャースのムーキー・ベッツ外野手が選ばれた。4位以降はアストロズのアレックス・ブレグマン内野手、エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手、ドジャースのコーディ・ベリンジャー外野手、アスレチックスのマット・チャップマン内野手、ドジャースのウォーカー・ビューラーと選ばれ、10位はロッキーズのトレバー・ストーリー内野手。10人の番記者たちから選ばれた1巡目指名選手は錚々たる面々となっている。
※ERA+は防御率にリーグ平均防御率や球場の投打の有利不利を加味した数字、100がリーグ平均。
※OPS+は打者を評価する指標OPS、長打率と出塁率を足したものを改良、100がリーグ平均。
(Full-Count編集部)