わずか6球で緊急降板の上原浩治は「首の張り」 米メディアが伝える
2番手で登板も、トレーナーに付き添われて無念の降板
カブスの上原浩治投手が8日の敵地ジャイアンツ戦でわずか6球で緊急降板した。米メディアは「首の張り」と症状について伝えている。
上原は2-4と2点ビハインドの7回、先発キンタナの後を継いで2番手でマウンドに上がった。しかし、先頭のトムリンソンは3球連続ボール。4球目は86マイル(約138キロ)の直球でストライクを取るも、最後は86マイルのストレートが外れて四球を与えた。
続いて、レッドソックスを戦力外となり、ジャイアンツに復帰したばかりのサンドバルには初球のスプリットをセンター前に運ばれる。ここで異変が起きた。
マドン監督がマウンドに向かうと、トレーナーも続く。指揮官は上原の腰付近に手をあて、何事かを言い聞かせるように話した。そして、頷いたベテラン右腕はトレーナーに付き添われて降板。無念の表情を浮かべ、ダグアウトへと消えた。
ESPNのジェシー・ロジャース記者は、もう1人のリリーバーのロンドンも負傷中であることを伝えつつ「カブスのリリーバー、コージ・ウエハラは首の張りで降板した」とレポートした。
エドワーズJrが併殺崩れで失点したため、上原は0/3回で1失点。防御率は3.55となった。今季は42試合登板で3勝4敗2セーブ13ホールドとブルペンを支える42歳。軽症であることを願いたいところだ。
(Full-Count編集部)